LANの結線がひと目で分かる!結線方法・注意点・コツなど

「LANってどう結線するんだっけ」

こういうことはよくあると思います。

慣れた人ならまだしも、たまにだけとか数えるほどしか結線したことがない人にとっては、LANの結線の配列など人生にとってさほど需要ではなく、忘れてしまうのも無理はないでしょう。

網羅性を高めるためにごちゃごちゃ載せたりするとかえって紛らわしいので、今回は最も一般的な結線方法であるストレートケーブルB結線のみに的を絞って解説します。

ストレートケーブルとクロスケーブル

昔から一般的に使用するLANケーブルはストレートケーブルでしたが、[HUB↔HUB][PC↔PC]などの機器同士を接続する際はクロスケーブル(クロスオーバーケーブル)が必要でした。

しかし現在の機器はストレートかクロスかを自動で判別する機能「AutoMDI/MDI-X」が主流であるために、煩わしいケーブルの使い分けは不要となりました。

すべてストレートケーブルでオッケーです。

A結線とB結線の違い

LANの結線方法には2種類あり、A結線・B結線はアメリカの基準企画です。

A結線は「T568A」、B結線は「T568B」と呼ばれ、UTPやSTPの芯線の色の配置が定められています。

最初にA結線が標準結線方法として定められましたが、その後にB結線が新たに認証されました。

CAT5eまでであればどちらの結線方法においても性能差は認められませんが、CAT6からは僅かながらにB結線に優位性があるものとされています。

この日本において、一般的に使用される結線方法はB結線がほとんどです。

結線方法(ストレートケーブル・B結線)

RJ-45の結線方法とNTT系のモジュラータイプへの結線方法を記した図です。

RK-45同士やモジュラー同士であれば、もちろんそれぞれは同じ接続方法になります。

RJ-45とモジュラーへのLAN結線方法

結線の手順とコツ

被覆を剥いて芯線を4~5センチほどの長さにむき出しにしたら、よりを正してなるべく真っ直ぐにしてください。

ここで注意したいのは、見えている芯線はまっすぐになっていても、被覆の中でねじれていると綺麗に収まらなかったりするので、よりは皮の部分までしっかり正すようにしてください。

よりがなくなってまっすぐ伸ばしたころ、芯線を結線する配列に並べます。

左から白オレ・オレ・白緑・青・白青・緑・白茶・茶ですね。

並べたら被覆の根本を親指と人差指でギュッと押して平になるようにします。(指でギュッと押した状態はRJ-45を圧着したときまで維持すること)

もう片方の指で芯線を上に伸ばしていきよりまっすぐになるようにしましょう。

十分まっすぐになったなら、芯線を程よい長さにカットします。

芯線部分は1.2~1.3センチの長さにしましょう。

芯線部分はもうちょっと長くても大丈夫ですが、芯線部分をあまり長くしてしまうとRJ-45を圧着したときに芯線部分がはみ出して(露出して)しまうことになるので、なるべくギリギリの長さでカットしたいところですね。

カットしたら念のためもう一度芯線が平らかどうか、芯線の配列がズレたりしていないかを確認して、オッケーならRJ-45を被せます。

RJ-45を被せたら、最後にもう一度芯線の配列が正しいかを確認しましょう。RJ-45を被せるときに微妙にズレることもあるのです。

確認できたら最後に圧着機で圧着します。

どうもお疲れ様でした。

さあ、ではさっそく次の結線に取り掛かりましょう~